看護師で転職したばかりの初日でいきなり
「もう辞めたい」「辞める」と思う看護師は結構います。
そしていざ言うとなると、
「何を言っているのあなた?甘えるんじゃないよ!」
なんて言われるであろうと思うのだが、本当に初日で辞めたい・辞めると考えるのは甘えなのか知りたい。
ここでは、
- 看護師転職したばかりの初日で辞めたい・辞めるのは甘えなのか?
- 看護師を最短で辞めた正社員の割合
についてお伝えします。
看護師転職したばかりの初日で辞めたい・辞めるのは甘え?
看護師が転職したばかりの初日で「辞めたい・辞める」のは甘えなのか?
答えは、甘えではありません。
なぜなら、初日で辞めたい・辞めるのは本人の勝手なので、周りがとやかく言う筋合いは無いからです。
故に、転職したばかりの初日でも、嫌ならサッサと辞めましょう。
周りや先輩達からは、”あーだこーだ”と言われますが、そんな事は気にしなくていいです。
ストレスを抱えて身体を壊す方が損です。
看護師ならいくらでも転職先があるので、あなたに合った職場が見つかるハズです。
なので、
「初日に辞めるのは悪い気がする。」
「初日に辞めるなんて何を言われるか分からない不安がある。」
なんて事は気にしないで、自分の為に働くようにしましょう。
自分の人生です。
自分で決めたらいいのです。
困っても周りは親身になって助けてはくれませんので!
看護師を最短で辞めた正社員の割合は?
看護師を最短で辞めた正社員の割合についてご紹介します。
- 最短二日です。
- 正社員で1ヶ月で辞めた所もあります
- 正社員だと3日
- 一日です。
- 私は1日。
- 2日で辞めました。
- 私は1週間でした。
入職してその日や数日で病院辞めた人たくさん知ってるから大丈夫。みんな他のところで伸び伸び看護師されてますよ(^^)
うつ病になってからでは遅いので酷くなる前に退職することをお勧めします。
ワンチャン子さんの輝かしい未来のために止めるのも勇気だと思います。— A氏@意識低い系看護師 (@hVWmcsps5a8gxXg) May 4, 2022
看護師を最短で辞めた人は1日です。
また以下のデータによると、
その日に辞めた人の割合は17%となっています。
引用元: https://hataraki-nurse.com
看護師を初日で辞める人も結構いると言う事は、
【初日で辞めたい・辞めるのはあなただけではない】
と言う事ですね。
それだけ看護師は人間関係が辛いと言うか、うっとうしいです。
なので今の職場が嫌なら、サッサと転職して精神的にも楽になりましょう。
看護師転職したばかりの初日で辞めたい・辞めると思う理由
看護師が転職したばかりの初日で、「辞めたい・辞める」と思うようになる理由についてご紹介します。
感染予防が全くされてない
病院やクリニックによっては、感染予防対策がほとんどされていない所もあります。
【フェイスシールドもしない・マスクもしない・採血も素手でする・アルコール消毒しない。】
こんな環境ではいつ自分が感染するか分からないので、安心して働くことは出来ません。
募集の時と条件が違う
看護師が転職して初日に辞めたい・辞めると考え理由で一番多いのが、この【募集の時と条件が違う】です。
募集の時には、”給料はいくら、仕事内容はこんな感じ”と書かれているのに、実際働いてみたら、「給料は安い・仕事が激務過ぎ」なんて事はよくあります。
なので、求人に載っている情報を鵜呑みにせず、しっかりと転職先に確認しましょう。
なかなか転職先に、
「本当に給料はこれくらいですか?」
「仕事内容は書かれている事だけで本当いいのですね?」
なんて聞きにくいですが、しっかりと聞いて下さい。苦笑
日本人は給料の事を聞くのは”いやらい事だ”と考えてしまいがちですが、お金の為に働く訳ですからお金は大事です。
周りもそんな事は分かっているけど、なかなか言えないだけで、本心では皆んなも聞きたい事なんです。
だから嫌がられる可能性もありますが、しっかりと聞く方がいいです。
もしそれでクビになったり待遇が悪くなるなら、そんな所は辞めたらいいのです。
なので、募集内容の事はしっかりと確認しておきましょう。
業務オリエンテーションがない
業務オリエンテーションがない所もあります。
普通と言うかしっかりとした所では業務オリエンテーションがあるのは当たり前ですが、病院やクリニックによっては業務オリエンテーションが無い所もあります。
だから「何をしたらいいのか分からない。」なんて事になり、不安やイラついたりして辞めたくなるのです。
聞かない限り誰も何も教えてくれない
病院やクリニックによっては、いくらあなたがその職場に初めてやって来たとしても、こちらから聞かない限り誰も何も教えてくれない所もあります。
そんな所はそもそも働いている人達のコミュニケーションが出来ていないので、働きにくい傾向があります。
と言う事は、その働き先があまり良く無い可能性があるので、現在その場所で働いている人達も不満があるのでしょう。
そんな環境では辞めたくなるのも当然ですね。
初日に辞めても職歴は汚れない
看護師の人達の中には、初日に辞めると職歴が汚れてしまうので、”次の転職がしにくい”と思っている人達もいます。
しかし、初日に辞めても職歴は汚れません。
なぜなら社会保険の手続きには、
【本人に書いてもらう書類がある】
からです。
健康保険や厚生年金といった社会保険関係の手続きは、入社手続きの中で最も期限が短く、雇用開始から5日以内に届出を出さなければなりません。
提出期限が雇用から5日以内と間がないうえ、書類は従業員本人に記載してもらう必要がありますので、雇用が決まったら書類を渡し、最低でも翌々日までには提出してほしい旨を伝えましょう。
と言う事は、もしあなたが初日で辞めたい・辞めるつもりなら、「書類は書かない」と言う方法をとると、社会保険の手続きは完了しません。
となれば、”働いた形跡は残らない”ので、職歴は汚れません。
初日に辞めたら職歴が汚れて、次に転職する時にイメージダウンになると思っているなら、大丈夫です。
書類を書かないでおきましょう。
看護師がすぐに退職や転職を考えるべき事情
看護師がすぐに退職や転職を考えるべき事情をお伝えします。
いじめやハラスメントを受けている
いじめやハラスメントを受けている場合は自分の体を第一に考えて退職・転職活動を始めてください。
- 「悪口や嫌味を言われる」「話しかけても無視される」「理由もなく怒鳴られる」と場合
- 仕事を無理やり押し付けられたり、与えてもらえなかったりする場合
このような場合は、いじめやハラスメントを受けています。
信頼できる上司や先輩、同僚がいて相談できれば1番良いのですが、まだ入ったばかりなので信頼できる人はいないと思います。
なので嫌な思いを抱えながら働くよりも別の職場に移ってください。
面接時の労働条件と違う部分が多い
面接時の労働条件と違う部分が多く、その違う部分を自分が許容できない場合はすぐに退職・転職しても全然OKです。
例えば、
- 勝手に配属先が変わった。
- 夜勤回数が極端に多い。
- 残業代が支給されない。
といった場合です。
上司や職場の相談窓口に相談しても改善されない場合は退職・転職しましょう。
心身に不調がある
勤務を続けていくことが不可能なほど心身に不調がある場合は退職・転職、または看護師自体を辞めて別の職に就いてください。
手術や通院、休養することで回復する可能性がある場合は上司に相談してください。
しかし無理をするとさらに状態が悪化する恐れもあるので、今後も看護師として活躍したい方は、無理なく働ける職場へ転職してください。
退職したいけどできない看護師の事情とその対策
退職したいけどできない看護師の事情とその対策をお伝えします。
奨学金のお礼奉公中
奨学金のお礼奉公をしている最中だから「辞めたいと。」言えない人もいます。
しかしお礼奉公中でも辞めることはできます。
これは労働基準法の第16条に定められています。
しかし残った奨学金は返さなければならないので、転職先に建て替えてもらうといった何かしらの対応を退職をするときにしなければなりません。
退職を先延ばしにされる
人手不足や上司の都合を理由に、退職を先延ばしにされて辞められない人もいます。
しかし自分の雇用期間が決まってない場合、いつでも退職の申し入れができ、申し入れをした日から二週間を過ぎると雇用を終えることができると民放の627条で定められています。
そのため退職を先延ばしにされる人は退職の意思表示をすれば二週間後には辞められます。
稼ぎがなくなるのが不安
中には体調不良などですぐにでも辞めるべきでも、次の転職先が決まっていないため稼ぎがなくなると不安になる人もいます。
しかし、
- 失業手当(失業や自己都合での退職で受け取れる保険のこと)の受給資格がある。
- 労災保険(仕事上で労働者が負傷・疾病・障害又は死亡することになった場合に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度)の受給資格がある。
- 傷病手当金(病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するための制度)の受給資格がある。
- 半年間、生活できる程度の貯蓄がある。
場合はすぐに退職しても最低限の生活水準で生活することができます。
- 失業手当の認定条件:離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あることなど。
引用元:https://tenshoku.mynavi.jp - 労災保険の認定基準:業務に関係する出来事が直接的に関係していることなど。
引用元:https://jsite.mhlw.go.jp - 傷病手当金の認定基準:被保険者が病気やけがのために働くことができず、会社を休んだ日が連続して3日間あること。
引用元:https://www.kyoukaikenpo.or.jp
このようにたいていの場合は対処ができるため、あまり不安になりすぎる必要は無いです。
看護師を辞めたいと思った時にしておくべきこと
次は看護師を辞めたいと思った時にしておくべきことをお伝えします。
休みを取ってリフレッシュする
仕事を辞めたいときに休みを取ってリフレッシュすると、今後のキャリアなどを冷静に考えられるので、まずは休みましょう。
信頼できる人に相談する
仕事を辞めたいと思った時は一人で決めず、周りの信頼できる人に相談すると間違いも少なくなります。
さらに相談する内容によって相談相手を変えるほうがいいです。
例えば、
- 仕事の愚痴を話してストレスを発散したい場合:看護師の友人。
- アドバイスをもらって自分が持たない視点を知りたい場合:信頼できる看護師の先輩。
- 退職する意思が固まっている場合:上司。
ということです。
もし退職するか悩んでいる段階で相談する場合は、あなたの周りから話が漏れる事もあるので、必ず信頼できる人に相談してください。
部署異動の希望を出す
自分の所属している部署の人間関係で悩んだり、仕事内容が合わない場合は、部署異動の希望を出してみてください。
現在の自分の周りの環境を変えることで、今の悩みから解放されて気が楽になります。
しかし、希望を出したからと言ってすぐに異動できるかは、働いている病院などによって変わるので、あまりに長引く場合や希望が通らなかった場合は転職を考えた方がいいでしょう。
退職する時に重要なポイント
看護師が退職する時に重要なポイントをお伝えします。
退職するのはボーナスが出た後
退職する前にボーナスの支給時期やボーナスが出る条件を確認し、ボーナスがもらえたら退職するのが1番いいです。
(しかしボーナスをもらった直後に退職届を提出すると周りから嫌な感じにみられることもあるので、ボーナスがもらえる日から2週間後に提出するといいでしょう。)
なおボーナスに関して法律的な決まりがないのでボーナスを減らされたり、一銭ももらえないこともあるので、注意しましょう。
退職の意思表示は辞める3か月前がいい
忙しい時に急な退職は迷惑をかけることになるので、伝える言葉に気を付けながら、退職の意思表示を3か月前にするととてもいいです。
なぜなら、3か月前なら人員の補充や仕事の引継ぎがスムーズにできるので、退職を引き止められる可能性を減らすことができるからです。
しかし退職の意思が固まっていれば3か月よりも前に伝えても大丈夫です。
できるだけ早く上司に伝えてください。
退職はするが転職はしない場合
退職はするが転職はしない場合は、健康保険や国民年金に加入する必要があるので、手続きをしてください。
その際に退職日が確認できる書類として資格喪失証明書や退職証明書などが必要になるため、退職日には忘れずに受け取ってください。
健康保険や国民年金に加入するには、退職日の翌日から14日以内に住民登録をしている役所で手続きが必要です。
看護師の年齢・勤務年数別おすすめ職場選びのポイント
看護師の年齢・勤務年数別おすすめ職場選びのポイントをお伝えします。
看護師1年目の新人のポイント
看護師1年目の新人は技術やスキルが未熟なので今後のことも考えて、新人の教育が手厚い職場がおすすめです。
例えば、
- クリニカルラダー:看護師の能力を段階的に表して能力を示す制度。
- プリセプター:先輩看護師が指導を行う制度。
を取り入れている職場は新人教育が手厚いところが多いです。
しかしその制度を採用していても十分に機能していない職場もあるので、口コミや評判を見ておいたほうがあとあと後悔しにくいです。
看護師2年目以降の人のポイント
看護師2年目以降の人は専門性の高い病院がおすすめです。
なぜなら、専門性が高い病院で働くと、スキルが身に着いて重宝されるからです。
例えば、
- 皮膚科:内服や軟膏の治療効果。
- 小児科:大人の身体の仕組みと異なり違う視点。
- 精神科:患者さんが疾患とうまく付き合うための接し方。
- 産婦人科:妊婦さんや新生児のケアの経験。
- 内科:無菌室での治療や移植後の患者さんの対応など。
というように自分が将来、進みたい仕事を考えた上で、転職先を探すといいでしょう。
30代・40代のベテラン看護師のポイント
30代・40代のベテラン看護師のポイントは、今後自分のキャリアを築けるかどうかです。
残業が多いといった体力的にしんどい職場を選んでしまうと、経験を積めてもすぐに転職することになり、長期的なキャリアを築き上げることが難しくなります。
なので、数年後の自分の体力を考えた上で働きやすい職場を探してください。
看護師転職を実現させるポイント
看護師転職を実現させるポイントを5つご紹介いたします。
看護師という職種を辞めるかどうか
1つ目は看護師という職種を辞めるかどうかです。
例えば、
- 人間関係や職場環境で悩んでいる場合:看護師として別の職場を探す。
- 仕事内容そのものに対して悩みがある場合:看護師を辞めて、別の仕事を探す。
というように将来の自分のキャリアプランをはっきりさせると転職活動がスムーズに進みます。
転職先として譲れない条件を考える
2つ目は転職先として譲れない条件を考えておくことです。
なぜならどうしても譲れない条件を決めておくと、いろんな選択肢から自分に合う職場を選べるからです。
しかし、譲れない条件が多すぎると、なかなか当てはまる職場が見つからないことがあるので、条件は1つ~3つくらいまで優先順位をつけて決めておいてください。
事前に応募する職場を見に行く
3つ目は事前に応募する職場を見に行くことです。
なぜなら実際に職場を見学しておくことで、人間関係の雰囲気や忙しさなどある程度把握できるからです。
見学に行ったときに以下のポイントや自分が気になるポイントを見ておきましょう。
- 若手看護師とベテラン看護師のやり取り。
- 患者さんと看護師がフランクに接しているか。
- 感じの良い電話対応をしているか。
- お手洗いやナースステーションが清潔か。
特にお手洗いやナースステーションが汚い場合、掃除や整理整頓ができないほど忙しいかもしれませんので必ずチェックしてください。
口コミや知り合いから情報を集める
4つ目は口コミや知り合いから情報を集めることです。
なぜなら事前に情報を集めることで、転職後に「思ってたのと違う。」といったことを防ぐことができるからです。
転職を失敗したくないのであれば情報を集めることが効果的です。
転職サイトを利用する
最後は転職サイトを利用することです。
なぜなら、転職サイトは求人情報からは得られない職場の雰囲気や残業の実態などリアルな情報を保有しているため、ブラックな職場を避けて求人を選択できるからです。
看護師を実際に退職したり転職してよかった人・悪かった人が思うこと
看護師を実際に退職したり転職してよかった人、悪かった人が思うことをご紹介いたします。
辞めてよかった人
辞めてよかった人は人間関係による心理的ストレスが改善されたという人が多いです。
周りに相談しても人間関係を改善できないようであれば、辞める方が自分にとってプラスになるでしょう。
辞めて悪かった人
辞めて悪かった人は新しい職場に慣れず、人間関係がうまくいかないと悩んでいることが多いです。
新しい職場の人間関係を入る前に知ることはかなり難しいので、その人間関係で苦戦する人が多いようです。
転職サイトや転職エージェントを利用するとその求人の職場の雰囲気を前もって教えてくれるので、利用すると転職の失敗が少なくなります。
看護師として働けるのは病院だけ?
看護師として働けるのは病院だけ?にお答えします。
結論、病院だけではありません!
看護師として働けるのは病院だけではなく、
- 一般企業の医務室。
- 保育園・幼稚園。
- 訪問看護。
- 治験支援を行う機関(CRC)。
- 医療機器メーカー。
- 検診センター。
- 介護施設。
- トラベルナース。
- ツアーナース。
- テーマパークなどの救護室。
というように病院以外で看護師として働ける職場は結構あるので、自分の条件や好みにあった職場を探してみてください。
まとめ:転職して初日に辞めるのは甘えではない
看護師が転職して初日に辞めるのは甘えではありません。
周りからは、「後悔するよ」なんて事を言われるかもしれませんが、後悔もしません。
後悔するのはずっと嫌な職場で我慢して働き続けている事です。
初日で辞める人達の割合も17%もいてます。
それだけ看護師の仕事はつらくて、しんどいのです。
また初日なら、書類を書かない限り職歴は汚れません。
よってあなたが今の職場が嫌ならサッサと辞めて新しい転職先を探しましょう。
看護師の資格があるなら、高望みさえしなければ求人はすぐにあるので、我慢するだけ時間の無駄です。
- 自分に合う転職サイトはどこか分からない人は、私が実際に利用して失敗しない選び方やそれぞれの特徴を比較した【厳選】看護師転職サイトおすすめ3選!迷ったらナース人材をどうぞ!
また、
- 会社をやめたい!
- 退職した後のお金が心配!
- 働きたくない!
これらに当てはまる場合は一度、社会保険給付金アシストに聞いてみてはいかがでしょうか?
もしかすると傷病手当金と失業手当を合わせて最大で28か月間の給付金がもらえるかもしれません。
相談は無用でできるので、気になる人は一度聞くだけでも聞いてみてください。
もらえるお金は少しでも多いほうがいいですからね!
最後まで読んでいただき、ありがとうとございました!
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