看護師の給料は夜勤や残業があって、やっとそれなりの給料になり、仕事内容の割にはあまり高くはありません。
たがら、”割に合わない”と思う事もしばしばで、給料を上げてほしいと思っている人は多いです。
ここでは、
- 看護師の給料を上げてほしい場合、どこに相談するのか?
- 給料を上げるには資格は必要なのか?
について述べたいと思います。
看護師の給料を上げてほしい場合どこに相談する?
看護師の給料を上げてほしい場合、どこに相談するのか?
それは、今働いている病院に直接相談するしかありません。
格自治体や行政機関に相談しても結局は、今働いている病院に相談するしかないからです。
格自治体や行政機関に相談しても、
「一応は伝えます」
で終わりで、何も解決しません。
だから、看護師の給料を上げてほしいなら、直接今働いている病院に相談する方が早いです。
ですが、誰に言えばいいのか分からない!
それは、院長や理事長に直接相談する事です。
しかし院長や理事長に直接相談するなんてなかなか出来ません。
そんな時は、あなたの代わりに上司に相談してもらう必要があるのですが、あなたの代わりに相談してもらうと、どうしても、
「自分が伝えたい事をしっかりと伝えているのか?」
と不安になるばかりでなく、その都度、
「どうなりましたか?」
などと聞かないといけなくなるので、ハッキリ言ってかなり効率が悪いです。
なので自分の給料の事は自分で交渉する方が自分も納得できるので、給料を上げてほしいなら自分で直接相談する方がいいです。
上司には、院長や理事長に相談する機会を作ってもらうだけでいいと思います。
「そんな事が出来ないから困っているだ!」
と思うでしょうが、結局は自分で動くしかありせん。
人を当てにしてはいけません。
自分の事なので、自分の事は自分で解決するようにした方がいいです。
だから給料を上げてほしいなら、腹をくくり、強い気持ちで覚悟を決める必要があります。
もし何も言わないままなら、今の給料は何も変わりません。
言った方が給料が上がる可能性があります。
何も言わないでいると可能性は限りなくゼロです。
言うと、少しでも可能性はあります。
だったら、腹を決めて言う方が自分の為です。
「上がらなくても仕方ない、上がったらラッキー!」
くらいに思っておきましょう。
なかなか”給料を上げてほしい”とは言えませんが、ここは勇気を出して相談してみましょう。
ちなみに私も給料を上げてほしいと直接相談した事があり、少しだけですが上げてもらった事があります。
かなり勇気が入りましたが、後になって思うと相談して良かったと思います。
行動しないと何も変わらないので、あなたも勇気を持って行動してみましょう。
ダメならダメでもいいのです。
行動した事に意味があるのですから!
看護師の給料を上げるには資格は必要か?
看護師の給料を上げるには資格は必要なのか?
それは、
“ほとんど意味なし”
です。
ここでは、
- 専門看護師
- 認定看護師
の資格を取る為の費用や期間についてもお伝えします。
専門看護師の資格を取る為の費用と期間
専門看護師の資格を取るには、
- 2年間大学院に通う。
- 入学金・授業料などで年間約100万円必要。
- 認定審査料・認定料がそれぞれ5万円。
- 5年ごとにある更新にも5万円必要。
となってきます。
ですが、専門看護師の資格を取っても今働いている病院がその分の手当てをくれるとは限らないからです。
病院によっては、資格の手当てがそもそも無い病院もあります。
そんな病院で資格を取っても給料は上がりません。
また、資格を取って給料が上がる病院もありますが、ほとんどが月5000円〜1万円くらい上がるだけです。
なのに、資格を取る必要がある?
その資格を取る為には、2年間も大学院に行かないといけないし、費用も100万円くらいかかる。
使った時間とお金の費用からして割に合いません。
それでもいいなら構いませんが、私なら取りません。
私なら自分で給料を上げてもらう為に、自分で交渉します。
その方が、数万円上がるかもしれないからです。
認定看護師の資格を取る為の費用と期間
認定看護師の資格を取るには、
- 専門の教育機関にて6~8か月くらい特定認定看護師教育受ける必要がある。
- 入学金と授業料で約70~80万円必要。
です。
認定看護師も専門看護師と同様に、月5000円〜1万円くらい上げてもらう割には、時間と費用から考えると割に合いません。
それに、そもそも今働いている病院が資格を取ったからと言っても、その分の手当てが支給されるとは限らないなら意味がありません。
上がっても月5000円〜1万円くらいだし、上がるかも分からないなら、その分の時間と費用の無駄です。
なので、専門看護師や認定看護師の資格を取ろうと考えている人は良く考えてからにしましょう。
看護師の給料ランキング
看護師の給料のランキングを、病院別・都道府県別・病床数別・科別(勤続年数10年・31歳・32歳・非管理職の場合:2022年 3 月現在)でご紹介します。
病院別
病院別では、
- 年収が一番多いのが私立学校法人の病院で年収約358万円。
- 最下位が公的医療機関の約310万円となっています。
やはり私立は魅力的ですね。
都道府県別
都道府県別では、
- 東京都が年収約350万円で一位。
- 最下位が宮城県の約275万円となっています。
東京都と宮城県では約75万円くらいの差があると言う事は、月で約6万円くらいなのでかなり大きいですね。
病床数別
病床数別でも500以上の病院の年収が約350万円で一番多い結果となっています。
これらのデータから見ると、
年収が一番多いのは、東京都の私立病院で病床数が500以上の病院となります。
ただこのような病院だと看護師の人数も多いため、人間関係が複雑になるので精神的なストレスを抱える事も多そうです。
その点小さな病院だと看護師の人数は少ないので、都会よりも精神的には少しは楽に感じるかも知れませんね。
と言ってもこればっかりはその人次第なので、どっちを選ぶか?ですね。
無理せず自分に合った場所で勤務する方がいいでしょう。
ちなみに、令和3年賃金構造基本統計調査によると、看護師全体の平均年収は約490万円ほどになっています。
【決まって支給する現金給与額×12か月÷4区分(企業規模10人以上・1000人以上・100~999人以上・10~99人以上)なので4区分の計算】
まとめ:看護師の給料上げてほしいなら転職もアリ
看護師の仕事は人の命を預かる仕事の割には、給料は少ないと思います。
もっと貰ってもいいハズです。
なのであなたが今の給料に不満があるなら、病院に直接交渉するか、条件交渉ができる転職サイトを利用し転職するのもアリだと思います。
この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか?
- 自分に合う転職サイトはどこか分からない人は、私が実際に利用して失敗しない選び方やそれぞれの特徴を比較した【厳選】看護師転職サイトおすすめ3選!迷ったらナース人材をどうぞ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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